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BIANCHI(ビアンキ)
BIANCHI

チェレステはミラノの空の色。
BIANCHIのバイクはディテールまで美意識高め。

ビアンキ(伊:Bianchi)は、イタリアの老舗自転車ブランド。自転車ファンにはおなじみの名前ですが、一般的には90年代以降、MTBブームや自転車マンガの影響もあって広く浸透しました。ビアンキのバイクに共通する青っぽい緑色の特徴ある色彩は「チェレステ」と呼ばれ、遠目に見てもビアンキの存在感を浮き立たせるものとなっています。

ビアンキの創業は1885年、すでに130年の歴史を誇ります。実は創業から10年ほど、ビアンキの自転車はブラックだったのだそう。チェレステになったきかっけは、同社が1895年に当時のイタリアのマルゲリータ王妃に女性用自転車を贈ることになり、その際にフレーム色を王妃の瞳の青をイメージした碧空の色にしたことです。ちなみに「チェレステ(celeste)」はイタリア語で天空という意味。さて、ここで自転車ファンにとっておきのトリビアを。実はビアンキのチェレステは同社の職人が毎年ミラノの空の色をもとに調合するため、年によって微妙に色味が異なるのだそうです。「自転車」の本格度やアクティブさを中和するチェレステカラーはシティサイクルにも使いやすく、ファッショニスタや女性に人気があることも頷けます。

BIANCHI(ビアンキ)

オシャレなだけではありません。ビアンキはレースシーンへの参加も活発で、「ツール・ド・フランス」「ジロ・デ・イタリア」といったメジャーな大会で勝利を収めています。マルコ・パンターニやアンジェロ・ファウスト・コッピなど、伝説的な選手の愛機としても有名。さらに、オフロードバイクにも力を入れてきた同社は近年、積極的にクロスカントリーバイク製作を行っており、その力の入れようはワークスチームを持っているほど。2004年アテネオリンピックではクロスカントリーでビアンキ製のバイクが金メダルを獲得し、その実力を証明しています。

ロードレーサーの愛好家が多いことはもちろん、折りたたみ自転車やマウンテンバイクも展開しているビアンキ。フレームはもちろんサドルもハンドルもステムもケーブルも、類まれなる美的感覚と精神が息づくビアンキのバイクは、自転車ファンなら1台は手元に置いておきたいはず。

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